アキレス腱断裂その1
2020/10/01
10月4日
12時30分
アキレス腱断裂 バスケの際にパスをもらってゴールに向かって走り出したところパシンという音と共に歩行ができなくなり、体育館に座り込んでしまう。カカトがなくなったか、もしくは靴が壊れたかと驚く。とりあえず体育館端まで這って移動。直感でこれはやばい怪我だと感じた。アキレス腱の箇所を触ると本来腱があるはずの場所がふにゃふにゃになっている。痛みはさほどないし足首の底屈も多少ならできるが、これはアキレス腱断裂ではないかと予想した。びっこをひきながらも足をついて歩けたのでとりあえず体育館を出て廊下のベンチへ移動。
12時50分
病院に電話するが日曜日ということもあってつながらない。一緒にバスケットをやっていた友達が消防の職員であちこちに連絡をしてくれて、整形ではないもののとりあえずみてくれるという病院を探してくれた。彼の車で病院へ移動。
13時20分
市内にある病院に到着。
当直の先生に診断していただいたところ、最初は捻挫程度だと判断していたようで、湿布でも処方しましょうなんて言っていたのだが、アキレス腱を切れている可能性がないか心配である旨伝え、確認していただいたところその可能性が高いと診断された。湿布の処方も中止し、手術のできる病院を紹介していただけるという。やっぱりちゃんと心配事はアピールしておいたほうがいい。
先生だって万能ではないのだから(当直の先生は整形の先生ではなかったのだし)。
14時30分
医療センターに移動。
書いていただいた紹介状を出して診察を受けることになる。胸郭のレントゲンを取ったり熱を測ったりして、怪我してるの足なのに…なんて不思議に思いながらも素直に検査を受ける。
その後手術まで動かさないようにとギブスで固定される。
アキレス腱が切れているために手術をするか、ギブスで固定して自然に治癒するか聞かれたが、自然治癒は再断裂の可能性も若干高く、治りも遅いとの事だったので、迷わず手術を選択。
(これがその後の長い闘いの始まりになるとはこの時は思いもしませんでしたが…)
そのまま入院するか聞かれるも、準備もあるし一旦帰宅する事に。
10月5日
10時00分
予約通り医療センターへ。
昨日借りた松葉杖が雨で滑り、軽く転倒。固定してある足の指を切ってしまう。
松葉杖は濡れた路面ではびっくりするほど滑る。今後気をつけよう。
そのまま入院手続きを行い、4人部屋に車椅子で連れて行ってもらう。
夕方には手術になるので、それまで大人しくしているようにと指示があり、本を読んで待つ事に。昨日の夕食以降は水以外胃に入れないように言われていたので空腹が少し辛い。
13時00分
手術の予定が早まりそうだと看護師に告げられる。どうせやるのだから早ければ早い方がいいと思った。
13時50分
ストレッチャーに乗せられ、病院の天井が流れていくのをボーッと眺めながら手術室に向かう。コロナで病室に入れない嫁が途中見送ってくれた。なんだか本人は至って元気で痛みも無いのに、重病人になった気分。
14時00分
手術してくださる先生方が入室し、色々準備が始まる。Amazon musicで音楽が流れて、ドンキホーテでの買い物の話などをしながら先生方がテキパキと動き出す。
ドラマとかで見るよりもだいぶリラックスした雰囲気。まあ急患って訳でもないし、重病人でもないからか。少し拍子抜け。
ギブスが電動ノコギリの様なもので切断され、外される。多少動かすと昨日よりも痛みを感じるようだ。
その後心電図やら血圧計やらが身体中につけられてうつ伏せに寝かされ、なにが起きているかは全然わからない状態に。
何かを塗られる感触と何か靴下のようなものをはかされる感触があり、その後足首の外側に3箇所くらい麻酔の注射を打たれる。これが今回1番キツかった。
その後は麻酔が効いている状態だったので、さほど痛みはなかったが、腱を縫う際引っ張る作業とやらを行っているとき、アキレス腱上部外側に強く押されるような痛みがあったが、後はなにをされているかは時折看護師が伝えてくれるくらいで後はずっと自分の心拍のグラフを眺めているしかなかった。
心拍のグラフを眺めて、嫁が妊娠したとき付き添ったことを思い出していた。
17時00分頃
手術が終わり、病室に戻される。
やっと食べ物を口にしていいとの事で、コーヒーを少しとマフィンを食べる。
腕には「ブドウ糖なんとか液」とやらが点滴され、トイレも1人で行ったら怒られる始末。やはり転倒による再断裂の危険からか。いちいち数メートル先のトイレのためにナースステーションから来てもらうのは恐縮なのと、気恥ずかしいのもあってつい頼みそびれてしまう。夕食を食べた後はゆっくり過ごすようにとの事で、再び読書にて時間を費やす。こんな事態になってしまった運命を呪ってみたくもなるがそうしても何のメリットもないと言い聞かせて目を閉じる。そんな事を考えられるくらい心に余裕が出てきたということだ。消灯時間を過ぎて日付が変わるくらいまで点滴は続いた。
10月6日
06時00分
寝たり起きたりを繰り返しながら朝を迎える。座るか、寝るかしかしていないからか、背中と腰が痛む。
麻酔が切れかかっているようで、足裏から指にかけて少し痺れる感覚。切開した箇所だろうか、アキレス腱周辺が少しズキズキと痛みを感じる。
8時00分
担当の先生が見えて簡単に様子を見てくれ、退院するかどうかの意思を聞かれる。もちろん退院したいと返答する。
一旦引き上げた先生が、しばらくして何人かの先生と共に現れた。
この先使う事になる装具とやらのサイズを測る事になるという説明と、血栓ができないように指先を動かすよう指示があり、またむくんで足の甲が痛みを感じるかもしれないので帰宅後も足を高くしておくようにと言われた。
10時00分
退院が決まったためか、トイレも松葉杖で行くことが許可される。装具を作ってくれる先生が来たということで、ギブスが取れた後徐々に今回繋いだアキレス腱を伸ばしていく装具を作るために型をとりにいく。保険が適用されるとはいえ装具自体も入院費用とは別にそこそこの値段がかかることや、治癒後に反対の足を断裂した方の話などを聞いて少し不安な気持ちになる。
11時10分
切開箇所と思われるアキレス腱周辺の痛みが強くなってきたため、仕方なく痛み止めを飲む。会計が伝えられて、退院の許可が出たため、嫁に連絡。
11時50分
会計を済ませ帰宅。4万円くらいだったとか。
一泊ですんでよかった。
10月13日
診察。ギブスを一度開き、傷口を確認。
新たに巻かれたギブスにはカカトのところにゴムが付き、ある程度足をついても良いと言われる。とはいえ、カカトについたゴムが地面に接するには角度がありすぎて、かなり脚を斜めにしないといけない。
これでは歩行時にはカカトのゴムの出番は無さそうだ。
もっと土踏まずの辺りにつけてくれればよかったのに。
10月15日
手術以降、足を下ろすと足が浮腫むような、張った感じがあったがその感覚がだいぶなくなる。
切開箇所には若干突っ張るような感覚があるものの、痛みもそれほど感じなくなる。
足をついて歩けることは歩けるが、つま先のところのギブスが接触するのでほんの少し支えになる程度。それでも着替えの時などは助かる。
10月20日
ギブスを外し、半分抜糸する。
アキレス腱を伸ばすための装具を装着するが、突っ張る感じと痛みと恐怖で思うように体重が乗せられない。
痛い…いや、痛いというより怖い…痛い…痛怖い…。伝わらないなぁ笑
脚をついてくださいと言われても、怖くてつけない。むしろギブスがあった頃の方が問題なく足を付けて支えていることができた。あぁ、ギブスあった頃の安心感よ…
いやいや、前進あるのみ。
今回の術式は「内山式」とかいうやり方で、最もしっかりとアキレス腱を繋ぐことができているのだとか。多分痛みは足首を底屈背屈させる事によって切開箇所が動くことで痛むのだろう。
この恐怖はすぐに慣れる、早く普通に歩けるようになるんだ、と言い聞かせる。
湯船に浸かっていいと言われたのはありがたい。酒もちょっとならいいんだそうだ。
10月23日
階段で滑って治療中の足の方を地面に強く着いてしまう。
1~2分ほど悶えるような痛みが。
もしや再断裂かとふくらはぎをつかんでみると足首が動かない。やっちまったか。
しかしふくらはぎに力を入れれば足首は底屈するし、何よりアキレス腱の感覚はある。
多分大丈夫…と思いつつメチャ不安な1日を送る。痛み止めを飲むほどでは無いものの疼くような痛みは1日続いた。
おそらくアキレス腱ではなく縫合箇所が急激に伸ばされたことによって、傷が内部で一部開いたかなんかで痛んだのではないかと想像する。
とりあえず酒は再び禁止として次の診察までおとなしくするのがいいかも。
10月27日
切開箇所を完全に抜糸する。
診察で23日に足を強く着いてしまったことを伝えると、一瞬「あれ?」なんて言いながらくるぶしの辺りをチェックしていたのでヒヤヒヤしたが、再断裂はなさそうだ、との事だった。加重することに関しては問題ないはずなので、痛みを感じない範囲で少しずつ歩いてみてください、との指示をいただいた。
切開箇所のさすような痛みもだいぶ和らいできたので、家に帰ってきてから少し積極的に歩くようにしてみる。
10月28日
抜糸したことによるつっぱりがなくなったためか、それとも抜糸したという事実を知ったおかげで精神的にゆとりができたのか、非常に可動域が増えたような気がする。
昼食の後少し身体を温め、ふくらはぎをマッサージし、その後ゴムバンドを使って足首を背屈位固定し、そのまま5分間ぐらいストレッチさせてみる。すると、装具をつけていれば松葉杖なしでも思ったより歩けるようになった。
今までできなかったことができるようになったことが単純に嬉しく、テンションが上がる。
夕方以降は気温が下がったせいか切開箇所の痛みが増してきたので、痛む時は松葉杖を使用することにする。
10月30日
初めて丸一日通して松葉杖をつかずに活動することができた。とは言え、ビッコを引きながらものすごいスローペースで歩行し、少しでも痛みを感じたら活動を止める、という具合に焦らず。
ゴムバンドを使ったストレッチも積極的に行うことにしているが、あまり頑張りすぎてふくらはぎや腱を痛めてしまったのでは元も子もないので、時には休ませるのもリハビリと捉えて。
足をついて歩くようになったらふくらはぎの奥の方がパンパンに筋肉痛になる。こちらもフォームローラーや手を使ってしっかりマッサージしてやる。
12時30分
アキレス腱断裂 バスケの際にパスをもらってゴールに向かって走り出したところパシンという音と共に歩行ができなくなり、体育館に座り込んでしまう。カカトがなくなったか、もしくは靴が壊れたかと驚く。とりあえず体育館端まで這って移動。直感でこれはやばい怪我だと感じた。アキレス腱の箇所を触ると本来腱があるはずの場所がふにゃふにゃになっている。痛みはさほどないし足首の底屈も多少ならできるが、これはアキレス腱断裂ではないかと予想した。びっこをひきながらも足をついて歩けたのでとりあえず体育館を出て廊下のベンチへ移動。
12時50分
病院に電話するが日曜日ということもあってつながらない。一緒にバスケットをやっていた友達が消防の職員であちこちに連絡をしてくれて、整形ではないもののとりあえずみてくれるという病院を探してくれた。彼の車で病院へ移動。
13時20分
市内にある病院に到着。
当直の先生に診断していただいたところ、最初は捻挫程度だと判断していたようで、湿布でも処方しましょうなんて言っていたのだが、アキレス腱を切れている可能性がないか心配である旨伝え、確認していただいたところその可能性が高いと診断された。湿布の処方も中止し、手術のできる病院を紹介していただけるという。やっぱりちゃんと心配事はアピールしておいたほうがいい。
先生だって万能ではないのだから(当直の先生は整形の先生ではなかったのだし)。
14時30分
医療センターに移動。
書いていただいた紹介状を出して診察を受けることになる。胸郭のレントゲンを取ったり熱を測ったりして、怪我してるの足なのに…なんて不思議に思いながらも素直に検査を受ける。
その後手術まで動かさないようにとギブスで固定される。
アキレス腱が切れているために手術をするか、ギブスで固定して自然に治癒するか聞かれたが、自然治癒は再断裂の可能性も若干高く、治りも遅いとの事だったので、迷わず手術を選択。
(これがその後の長い闘いの始まりになるとはこの時は思いもしませんでしたが…)
そのまま入院するか聞かれるも、準備もあるし一旦帰宅する事に。
10月5日
10時00分
予約通り医療センターへ。
昨日借りた松葉杖が雨で滑り、軽く転倒。固定してある足の指を切ってしまう。
松葉杖は濡れた路面ではびっくりするほど滑る。今後気をつけよう。
そのまま入院手続きを行い、4人部屋に車椅子で連れて行ってもらう。
夕方には手術になるので、それまで大人しくしているようにと指示があり、本を読んで待つ事に。昨日の夕食以降は水以外胃に入れないように言われていたので空腹が少し辛い。
13時00分
手術の予定が早まりそうだと看護師に告げられる。どうせやるのだから早ければ早い方がいいと思った。
13時50分
ストレッチャーに乗せられ、病院の天井が流れていくのをボーッと眺めながら手術室に向かう。コロナで病室に入れない嫁が途中見送ってくれた。なんだか本人は至って元気で痛みも無いのに、重病人になった気分。
14時00分
手術してくださる先生方が入室し、色々準備が始まる。Amazon musicで音楽が流れて、ドンキホーテでの買い物の話などをしながら先生方がテキパキと動き出す。
ドラマとかで見るよりもだいぶリラックスした雰囲気。まあ急患って訳でもないし、重病人でもないからか。少し拍子抜け。
ギブスが電動ノコギリの様なもので切断され、外される。多少動かすと昨日よりも痛みを感じるようだ。
その後心電図やら血圧計やらが身体中につけられてうつ伏せに寝かされ、なにが起きているかは全然わからない状態に。
何かを塗られる感触と何か靴下のようなものをはかされる感触があり、その後足首の外側に3箇所くらい麻酔の注射を打たれる。これが今回1番キツかった。
その後は麻酔が効いている状態だったので、さほど痛みはなかったが、腱を縫う際引っ張る作業とやらを行っているとき、アキレス腱上部外側に強く押されるような痛みがあったが、後はなにをされているかは時折看護師が伝えてくれるくらいで後はずっと自分の心拍のグラフを眺めているしかなかった。
心拍のグラフを眺めて、嫁が妊娠したとき付き添ったことを思い出していた。
17時00分頃
手術が終わり、病室に戻される。
やっと食べ物を口にしていいとの事で、コーヒーを少しとマフィンを食べる。
腕には「ブドウ糖なんとか液」とやらが点滴され、トイレも1人で行ったら怒られる始末。やはり転倒による再断裂の危険からか。いちいち数メートル先のトイレのためにナースステーションから来てもらうのは恐縮なのと、気恥ずかしいのもあってつい頼みそびれてしまう。夕食を食べた後はゆっくり過ごすようにとの事で、再び読書にて時間を費やす。こんな事態になってしまった運命を呪ってみたくもなるがそうしても何のメリットもないと言い聞かせて目を閉じる。そんな事を考えられるくらい心に余裕が出てきたということだ。消灯時間を過ぎて日付が変わるくらいまで点滴は続いた。
10月6日
06時00分
寝たり起きたりを繰り返しながら朝を迎える。座るか、寝るかしかしていないからか、背中と腰が痛む。
麻酔が切れかかっているようで、足裏から指にかけて少し痺れる感覚。切開した箇所だろうか、アキレス腱周辺が少しズキズキと痛みを感じる。
8時00分
担当の先生が見えて簡単に様子を見てくれ、退院するかどうかの意思を聞かれる。もちろん退院したいと返答する。
一旦引き上げた先生が、しばらくして何人かの先生と共に現れた。
この先使う事になる装具とやらのサイズを測る事になるという説明と、血栓ができないように指先を動かすよう指示があり、またむくんで足の甲が痛みを感じるかもしれないので帰宅後も足を高くしておくようにと言われた。
10時00分
退院が決まったためか、トイレも松葉杖で行くことが許可される。装具を作ってくれる先生が来たということで、ギブスが取れた後徐々に今回繋いだアキレス腱を伸ばしていく装具を作るために型をとりにいく。保険が適用されるとはいえ装具自体も入院費用とは別にそこそこの値段がかかることや、治癒後に反対の足を断裂した方の話などを聞いて少し不安な気持ちになる。
11時10分
切開箇所と思われるアキレス腱周辺の痛みが強くなってきたため、仕方なく痛み止めを飲む。会計が伝えられて、退院の許可が出たため、嫁に連絡。
11時50分
会計を済ませ帰宅。4万円くらいだったとか。
一泊ですんでよかった。
10月13日
診察。ギブスを一度開き、傷口を確認。
新たに巻かれたギブスにはカカトのところにゴムが付き、ある程度足をついても良いと言われる。とはいえ、カカトについたゴムが地面に接するには角度がありすぎて、かなり脚を斜めにしないといけない。
これでは歩行時にはカカトのゴムの出番は無さそうだ。
もっと土踏まずの辺りにつけてくれればよかったのに。
10月15日
手術以降、足を下ろすと足が浮腫むような、張った感じがあったがその感覚がだいぶなくなる。
切開箇所には若干突っ張るような感覚があるものの、痛みもそれほど感じなくなる。
足をついて歩けることは歩けるが、つま先のところのギブスが接触するのでほんの少し支えになる程度。それでも着替えの時などは助かる。
10月20日
ギブスを外し、半分抜糸する。
アキレス腱を伸ばすための装具を装着するが、突っ張る感じと痛みと恐怖で思うように体重が乗せられない。
痛い…いや、痛いというより怖い…痛い…痛怖い…。伝わらないなぁ笑
脚をついてくださいと言われても、怖くてつけない。むしろギブスがあった頃の方が問題なく足を付けて支えていることができた。あぁ、ギブスあった頃の安心感よ…
いやいや、前進あるのみ。
今回の術式は「内山式」とかいうやり方で、最もしっかりとアキレス腱を繋ぐことができているのだとか。多分痛みは足首を底屈背屈させる事によって切開箇所が動くことで痛むのだろう。
この恐怖はすぐに慣れる、早く普通に歩けるようになるんだ、と言い聞かせる。
湯船に浸かっていいと言われたのはありがたい。酒もちょっとならいいんだそうだ。
10月23日
階段で滑って治療中の足の方を地面に強く着いてしまう。
1~2分ほど悶えるような痛みが。
もしや再断裂かとふくらはぎをつかんでみると足首が動かない。やっちまったか。
しかしふくらはぎに力を入れれば足首は底屈するし、何よりアキレス腱の感覚はある。
多分大丈夫…と思いつつメチャ不安な1日を送る。痛み止めを飲むほどでは無いものの疼くような痛みは1日続いた。
おそらくアキレス腱ではなく縫合箇所が急激に伸ばされたことによって、傷が内部で一部開いたかなんかで痛んだのではないかと想像する。
とりあえず酒は再び禁止として次の診察までおとなしくするのがいいかも。
10月27日
切開箇所を完全に抜糸する。
診察で23日に足を強く着いてしまったことを伝えると、一瞬「あれ?」なんて言いながらくるぶしの辺りをチェックしていたのでヒヤヒヤしたが、再断裂はなさそうだ、との事だった。加重することに関しては問題ないはずなので、痛みを感じない範囲で少しずつ歩いてみてください、との指示をいただいた。
切開箇所のさすような痛みもだいぶ和らいできたので、家に帰ってきてから少し積極的に歩くようにしてみる。
10月28日
抜糸したことによるつっぱりがなくなったためか、それとも抜糸したという事実を知ったおかげで精神的にゆとりができたのか、非常に可動域が増えたような気がする。
昼食の後少し身体を温め、ふくらはぎをマッサージし、その後ゴムバンドを使って足首を背屈位固定し、そのまま5分間ぐらいストレッチさせてみる。すると、装具をつけていれば松葉杖なしでも思ったより歩けるようになった。
今までできなかったことができるようになったことが単純に嬉しく、テンションが上がる。
夕方以降は気温が下がったせいか切開箇所の痛みが増してきたので、痛む時は松葉杖を使用することにする。
10月30日
初めて丸一日通して松葉杖をつかずに活動することができた。とは言え、ビッコを引きながらものすごいスローペースで歩行し、少しでも痛みを感じたら活動を止める、という具合に焦らず。
ゴムバンドを使ったストレッチも積極的に行うことにしているが、あまり頑張りすぎてふくらはぎや腱を痛めてしまったのでは元も子もないので、時には休ませるのもリハビリと捉えて。
足をついて歩くようになったらふくらはぎの奥の方がパンパンに筋肉痛になる。こちらもフォームローラーや手を使ってしっかりマッサージしてやる。